おわら風の盆2018の日程、駐車場情報、前夜祭と本番の見どころは?

夏祭りといえば盆踊り。

櫓(やぐら)の上で演奏する太鼓を中心として、円になって踊っていると一体感が生まれますよね。

一方で町中を会場にして踊り歩くお祭りがあるんです。

それが「おわら風の盆」

おわら風の盆の2018年の日程や駐車場情報、前夜祭と本番の見どころについてたっぷりご紹介します。

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おわら風の盆とは

風神鎮魂を願うお祭り

おわらの風の盆は、富山県富山市八尾地区で行われている、富山県を代表するお祭りです。

毎年9月1日から3日にかけて行われています。

おわらの起源は明確にはなっていませんが、当時の加賀藩から下された「町建御墨付」を町の開祖米屋少兵衛家所有から取り戻した祝いに、三日三晩、町を練り歩いたのが始まりという説があります。

どんな賑わいもおとがめなしと言うことで、春祭りや孟蘭盆会(うらんぼんえ)も歌舞音曲で練り廻るようになり、やがて稲が風の被害に遭わないよう、二百十日の風の厄日に風神鎮魂を願う「風の盆」と称する祭りに変わります。

そこから、9月1日から3日に行うようになったと言われます。

町中を会場にして踊り歩く

祭り開催中は町の全てが会場となり、越中おわら節の旋律にのって踊り手たちが洗練された踊りを披露します。

踊りには艶やかで優雅な女踊り勇壮な男踊りがあり、胡弓(こきゅう)の調べとマッチして来場者を魅了します。

おわらの風の盆に訪れる来場者は、3日間でなんと約25万人だそうです。

2006年には「とやまの文化財百選(とやまの祭り百戦部門)」に選定されました。

2018年の日程、アクセス、駐車場情報について

2018年の日程は例年通り

2018年のおわら風の盆の日程も例年どおり9月1日(土)から3日(月)の3日間です。

前夜祭8月20日(月)〜30日(木)の11日間です。

本番も土・日・月なので、きっと今年もたくさんの方が訪れるのではないでしょうか。

会場へのアクセス

会場へのアクセス方法です。

≪富山駅から行く場合≫

・富山駅からJR高山線で 25分

・富山駅からバスで 45分

≪車で行く場合≫

・富山I.C(北陸自動車道)から25分

・富山西I.C(北陸自動車道)から25分

駐車場は2ヶ所

本番の9月1日から3日の3日間は駐車場が2ヶ所用意されています。

・駐車場:富山市八尾スポーツアリーナ駐車場・八尾ゆめの森テニスコート駐車場

・利用料金:自家用マイクロバス 10,000円、一般車 1,000円、シャトルバス乗車 500円

駐車場からは会場附近までシャトルバスが出ています。

料金は1人500円となっています。

前夜祭と本番それぞれの見どころは?

前夜祭の見どころ

まず前夜祭の見どころは、町中を踊り歩く「町流し」です。

おわら風の盆は本番の前に11日間の前夜祭があります。

11の町内が日替わりで1日ずつ担当し、毎日20:00〜22:00までの2時間にわたって実施します。

元々は各町で実施していた練習の延長だったのですが、本番の混雑を解消するために一般観光客も参加できるようになりました。

※2017年前夜祭の町流しの様子です。

本番の見どころ

そして本番の見どころは「総踊り」です。

3日間全ての行事を締めくくるクライマックス。

こちらも一般観光客が一緒になって踊ることができます。

せっかく足を運んだのだから、一緒に踊って一体感を味わってみてはいかがでしょうか?

 

※2017年最終日の様子です。小さな子供達も踊っていて、見ていてほっこりします。

まとめ

町全体が会場となって行われるおわら風の盆。

祭り開催中は、町民の3分の1が踊りに、3分の1が運営に、残りの3分の1が家を守ると言われているそうです。

一般観光客は町のお祭りに「お邪魔させてもらう」という感覚ですね。

足を運んだ際にはせっかくの風情を壊さないように、マナーを守って楽しみましょう!

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