夏になると行きたくなるのが夏祭り。
たくさんの出店が並ぶ風景や、通りを練り歩くお神輿、フィナーレを飾る花火はどれも夏を感じさせますよね。
お神輿の他にも山車、パレード、太鼓など、祭りによってさまざまな催し物が披露され、独自の色を出しています。
四国の愛媛県でも個性的な夏祭りが開催されています。
その名も「和霊大祭・宇和島牛鬼まつり」。
今回は「和霊大祭・宇和島牛鬼まつり」の魅力や2019年の日程、そして花火大会についてご紹介します。
目次
和霊大祭・宇和島牛鬼まつりとは?
愛媛県宇和島市の伝統的なお祭り
和霊大祭・宇和島牛鬼まつりとは、愛媛県宇和島市の和霊神社で開催されるお祭りです。
毎年7月22日〜24日の3日間、「和霊大祭」と「宇和島牛鬼まつり」が同時に開催されます。
ただし、3日間とも開催されるのは宇和島牛鬼まつりで、和霊大祭は23日と24日の2日間のみの開催となります。
たくさんイベントが開催
和霊大祭は山家清兵衛を祀る和霊神社で行われ、恨みを残して亡くなった人の霊を鎮める御霊信仰に基づいています。
最終日に行われる「走り込み」は3日間の祭りのフィナーレを飾る名物です。
宇和島牛鬼まつりでは「牛鬼(うしおに)」という全長5〜6メートルの山車が、宇和島のまちを練り歩くパレードが行われます。
牛鬼は、鬼のような顔に長い首、赤い布で覆われた牛の胴体、鋭い尻尾を持っていて、まちを歩く様子は迫力満点です!
また、祭りでは伝統の宇和島おどりや、打ち上げ花火などさまざまなイベントが開催されます。
2019年の和霊大祭・宇和島牛鬼まつりの日程や花火は?
2019年も3日間の開催
2019年の和霊大祭・宇和島牛鬼まつりも例年どおり、7月22日(月)〜24日(水)の3日間開催されます。
皆さんお楽しみの打ち上げ花火は、7月23日(火)に行われる予定です。
例年2日間行われていましたが、今回は1日のみの開催になるようですね。
時間は20時30分〜21時10分の予定です。
約6,000発の花火が打ち上がる様子は圧巻ですよ!
また7月24日(水)の20時10分からは、須賀川で仕掛け花火も行われます。
こちらも綺麗ですので、ぜひ見に行ってみてください!
和霊大祭・宇和島牛鬼まつりの見どころは?
22日は「うわじまガイヤカーニバル」
和霊大祭・宇和島牛鬼まつりの見どころはたくさんあります。
まず、1日目の22日には「うわじまガイヤカーニバル」というパレードが行われます。
色とりどりのコスチュームに身を包んだ若者たちが、宇和島のまちを鮮やかに彩ります。
このパレードで流れる「GAIYA ON THE ROAD」は、ロック歌手の宇崎竜童さんが作詞・作曲したロックでかっこいい曲です。
大迫力の牛鬼が練り歩く夏の夜にピッタリです!
23日は「宇和島おどり大会」
2日目の23日には「宇和島おどり大会」が行われます。
「ガイヤ・オン・ザ・ロード」とは違い、こちらはしっとりとした曲調の「宇和島おんど」に合わせて踊り、盆踊りのような雰囲気です。
最終日24日は「走り込み」
最終日の24日のフィナーレを飾る「走り込み」。
走り込みでは三体の神輿が登場します。
普通のお神輿のように人が担いで道を練り歩くのではなく、「海上渡御(とぎょ)」といってお召船で海上奉送され、須賀川を上ります。
最後には川面に立てられた御神竹の周りに三体の神輿が集まり、若者たちが御神竹に登っててっぺんに結ばれた紙幣を奪い合います。
会場へのアクセス
和霊神社へのアクセス
和霊神社までは最寄りのJR「宇和島駅」から徒歩8分です。
駅からバスで行く場合は、「和霊神苑前」で下車して徒歩3分、または「和霊神社前」で下車して徒歩1分です。
ちなみに駅からタクシーに乗る場合は約6分で着きます。
無料駐車場もあり
車で向かう場合は無料駐車場を利用することができます。
さらに花火大会用の駐車場も350台設置されます。
気になる無料駐車場の詳細はこちらをご覧ください。
ただ混み合う場合があるので、できる限り公共交通機関を利用した方が良さそうです。
まとめ
牛鬼、パレード、花火、走り込み。
和霊大祭・宇和島牛鬼まつりではたくさんのイベントが催されますね。
どれも迫力があり、盛り上がること間違いなし!
子供から大人まで楽しめるお祭りになっていますので、ぜひ足を運んでみてください♪