皆さんは「よもぎ風呂」を知っていますか?
よもぎと言えば「よもぎ餅」や「よもぎ大福」など、よもぎを使った食べ物を思い浮かぶと思います。
私はよもぎ餅の香ばしい風味とあんこの組み合わせが大好きで、子供の頃から良く食べていました。
美味しいですよね♪
そんな身近にある「よもぎ」ですが、実はお風呂に入れると素晴らしい効果があるのです。
特に女性には嬉しいこと尽くしですよ。
今回は「よもぎ風呂」の効果効能や、妊娠中に入浴して良いのかなど詳しくご紹介していきます。
目次
よもぎ風呂とは?
作り方は簡単!
よもぎ風呂とは名前の通り、「よもぎ」を用いたお風呂のこと。
よもぎ湯とも言います。
作り方は簡単で、生のよもぎ5〜6本を用意し、先端から20cmほどの若い葉と茎を細かく刻んで水から煮出しをします。
よもぎだけ取り出し、湯をはった湯船の中に煮汁を流し入れ、良くかき混ぜて完成です。
乾燥よもぎを使う場合は、ティーバッグや布袋などに入れて口を縛り、そのまま浴槽に入れて湯をはれば出来上がりです。
ちなみにストッキングや三角コーナーでも大丈夫ですよ。
※こちらは市販の入浴剤で作ったよもぎ風呂です。とっても簡単ですね♪
よもぎ風呂に用いる「よもぎ」とは?
よもぎは多年草のキク科の植物で、日当りを好みよく育ちます。
古くから「ハーブの女王」「万能薬」などと呼ばれ、食用から薬草まで用いられてきました。
漢方名では、「艾葉(がいよう)」と言われています。
これには、「病を艾(と)める葉」という意味があります。
その効能や栄養価の高さから、食用やお風呂、塗り薬、アロマテラピー効果、温灸療法など多岐にわたり使われています。
これほどまでに使われていると、効果を期待せずにはいられませんね。
※よもぎどら焼きの作り方です。おやつに取り入れたいですね♪
よもぎ風呂の効果効能は?
血行促進効果
よもぎ風呂は身体を芯から温めるため、血行促進の効果があります。
湯冷めしにくいので、長時間温かい体温が持続しますよ。
そのため寒さの厳しい冬でも温かく、安眠効果も期待できます。
また冷えによって起きる手足のしびれ、のぼせ、肩凝り、頭痛などの改善も期待できます。
体温が1度上昇することで基礎代謝量は13〜15%アップすると言われています。
「冷えは万病のもと」と言いますが、よもぎ風呂に入ってぜひ冷えを直したいものです。
婦人科系の悩みを改善
古くから婦人科系の悩みに良いとされています。
生理痛、生理不順、更年期障害、不妊などの女性の強い味方になってくれますよ。
よもぎ独特の香りに含まれる「シネオール」という香り成分が、脳と自律神経に働きかけてくれます。
高ぶった神経を鎮めたり、ホルモンバランスを整え改善してくれるのです。
その他にも血行促進の効果によって、子宮や卵巣を温めてくれます。
デトックス・美肌効果
よもぎに含まれるクロロフィルはデトックスにも効果があります。
また体温上昇により冷えも改善し、血液循環も良くなりますよね。
その結果、ダイエットやアンチエイジング効果も期待できます。
お肌・デリケートゾーンの悩みを改善
痛みや痒みを抑え治癒力も高められるので、あかぎれ・しもやけ・アトピー・湿疹などにも効果が期待できます。
さらに殺菌効果もあるのでデリケートゾーンの痒み・かぶれにも良いとのこと。
デリケートゾーンは症状を繰り返すことも多く、なかなか相談出来ませんよね?
毎日の入浴でケアできるなら良いですよね。
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妊娠中でも入って大丈夫?注意点はある?
妊娠中でも問題ない
妊娠中は食事から肌につけるものなど、何事も心配になりますよね?
よもぎ風呂に関しては、妊娠中の方でも問題ないとされています。
よもぎ風呂に入ることで、血行を良くし冷えを和らげてくれます。
身体の芯から温まるので、妊娠中の辛さを和らげ、ストレスの軽減やリラックス効果を生み出してくれますよ。
注意点もあり!
ただ長時間の入り過ぎには注意してくださいね。
のぼせてふらついてしまうと大変です。
またアレルギーや花粉症のある方は入るのをやめておきましょう。
持病のある方、心配な方は医師に相談してみると良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
最近ではよもぎ風呂の素などがインターネットでも手軽に購入出来ます。
女性にはありがたい効能ばかりなので是非試してみたいですね。
もちろんお風呂だけでなく、「よもぎ」を食べることでも効果が期待できますよ。
まさしく万能薬と言えますね!
皆さんもよもぎ風呂を是非試してみてはいかがでしょうか?
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