夏になると日本各地でさまざまなお祭りが開催されますよね。
その中でも日本三大奇祭と呼ばれる3つのお祭りを知っていますか?
長野県諏訪市の「御柱祭」、秋田県男鹿市の「なまはげ柴灯祭」、そして山梨県富士吉田市の「吉田の火祭り」です。
奇祭と言われるだけあって、どれも個性的なお祭りばかりなんです。
今回はその中から「吉田の火祭り」について、2019年の日程や見どころ、臨時駐車場の情報をご紹介します。
目次
吉田の火祭りってどんな祭り?見どころは?
鎮火大祭という名のお祭り
吉田の火祭りは、北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社両社で行われる「鎮火大祭」のことで、毎年8月26日、27日に行われています。
元々は諏訪神社の祭礼だったのですが、浅間神社の社司や術師が関わるべき祭りでもあったことから両社で行われるようになりました。
見どころは大松明点火
吉田の火祭りの見どころは、26日「鎮火祭」で行われる大松明点火です。
高さ3mを超える大松明が、約1kmにわたり70本以上並ぶ姿は圧巻です!
松明といえば道の両端に灯されているイメージですが、この大松明は道の真ん中に置かれ、その両サイドに出店が並んでいます。
70本もの大松明が並ぶ姿はまさに火の海。
ぜひ実際に足を運んでその姿を堪能してください。
※2017年の様子です。点火された大松明は迫力十分です。
吉田の火祭り2019年の日程とアクセス方法
2019年の日程は例年通り
吉田の火祭りの2019年の日程は、例年どおり8月26日(月)、27日(火)の2日間です。
両日とも平日ですが、夏休み期間中なので多くの観光客が訪れることが予想されます。
会場までのアクセス方法
神事が行われる北口本宮冨士浅間神社までのアクセス方法です。
≪東京方面からのアクセス≫
新宿駅からJR中央線中央特快に乗り、大月駅で富士急行線に乗り換え、富士山駅で降ります。
土日祝日であればホリデー快速が出ているので、新宿駅から乗り換えなしで富士山駅まで行くことができます。
富士山駅から浅間神社までは徒歩で30分弱かかるので、バスを利用することをオススメします。
「富士山駅」バス停から富士急山梨バス平野線の「忍野八海経由平野行」に乗り「浅間神社前」バス停で降りて徒歩7分です。
≪関西・中京方面からのアクセス≫
JR東海道新幹線の「こだま」か「ひかり」を利用して、三島駅で降りてください。
三島駅からはバスに乗り換えです。
三島駅南口から三島・河口湖ライナーで「河口湖駅」まで行き、富士急行バスに乗り換えて「富士山駅」で下車してください。
「富士山駅」から浅間神社までのアクセス方法は、東京方面からのアクセス方法と同じです。
吉田の火祭り会場付近に臨時駐車場はある?
臨時駐車場は毎年準備される
吉田の火祭りでは毎年会場付近に臨時駐車場が準備されます。
臨時駐車場は無料で利用することができますよ。
2019年の臨時駐車場の詳細は下記の通りです。
ぜひ、参考にしてみてください。
普通車用の臨時駐車場
- 吉田小学校
収容台数:約100台
開場時間:13:00~23:00
- 吉田西小学校
収容台数:約200台
開場時間:13:00~23:00
- 富士吉田市役所
収容台数:約200台
開場時間:18:00~23:00
大型車用の臨時駐車場
- 諏訪の森自然公園
収容台数:約20台
開場時間:13:00~23:00
※普通車は公園利用者のみ利用可能
※最終入場は21:00まで
普通車用だけでも500台分用意されていますが、それでも多くの観光客で混雑することが予想されるので、できるだけ公共交通機関を利用することをオススメします。
まとめ
吉田の火祭りでは、大松明点火以外にも御神輿や太鼓パフォーマンスなども行なっています。
夏休みを締めくくるイベントにぴったりなので、ぜひ足を運んでみてください。