今や生活に欠かせないエアコン。
最近では「あれ、春はどこに行ったの?」「秋が来ないまま冬が来た」なんて感じることもあるくらい、1年を通してエアコンが欠かせない気候になってきました。
使う期間が長くなった分、エアコンが不調を訴えることも多いのではないでしょうか?
夏の暑い日に突然エアコンが効かなくなったりしたら、熱中症になる恐れもあって大変ですよね。
いざという時に困らないために、エアコンの寿命や買い替えの目安を把握しておきましょう。
目次
エアコンの寿命について
目安は最低保有期間
エアコンの寿命って何年だと思いますか?
5年?10年?いやいや20年?
そもそもエアコンの寿命って一体何で判断しているのでしょうか。
1つの目安として使われているのは「最低保有期間」です。
エアコンなどの電化製品には、メーカーが部品を保有しておく最低保有期間というものが定められています。
つまり、この期間を過ぎてしまうと修理するための部品がないので、買い替えるしかなくなってしまいます。
修理をする?買い替える?
ちなみに故障した際に無料で修理をしてもらえる「保証期間」がありますが、「最低保有期間=保証期間」ではありません。
そのため、保証期間を過ぎてしまうと最低保有期間内であっても修理にはお金がかかってしまいます。
たとえ最低保有期間内であっても高額な修理代がかかってしまうのなら、新しいものに買い替えた方が安くすむ場合もあります。
今まで使っていたエアコンを下取りしてもらえる場合もあるので、修理をするか買い替えるかどちらがお得かを見極めるのも大切ですね。
エアコンの買い替えの目安やサインとは?
買い替えのサインに注意!
では、エアコンがどういった状態になったら買い替えのタイミングなのでしょうか。
買い替えのサインをいくつか挙げてみました。
- 冷暖房の効きが悪い
- 異臭や異音がする
- 勝手に動作が止まる
- リモコンを押しても動かない
- ブレーカーが急に落ちる
- 水漏れがする
ただし、上記のサインが出たからといって必ずしも買い替える必要があるわけではありません。
一過性のトラブルの場合もありますので、まずはメーカーのサポートセンターに問い合わせてみてください。
原因は蜂の巣!?
私も以前、真夏に突然エアコンが動かなくなってしまったことがあります。
リモコンの表示はちゃんと「冷房」になっているのに出てくるのは温風。
室外機もちゃんと動いているし、電源プラグを一旦抜いてみても直りません。
メーカーに問い合わせましたが解決できず、結局家に来て直接見てもらうことになりました。
その結果、なんと室外機の中に蜂の巣ができていたんです!
幸い蜂は住んでいなかったので安全に駆除できましたが、まさかエアコンの不調の原因が蜂の巣だとは思わなかったのでビックリしました。
普段あまり使わない部屋のエアコンだったため、冬の間に巣ができたのかもしれません。
突然の不調と蜂の巣の登場にビックリしましたが、買い替えることもなく快適にエアコンをまた使うことができました。
メーカーのサポートセンターに問い合わせてみてよかったです。
エアコンの寿命を長く保つ方法はあるの?
使っていればいつかは訪れる寿命ですが、なるべく長く保ちたいですよね。
普段のメンテナンスに気をつけるだけでエアコンを長持ちさせることができるので、ぜひ実践してみてください。
- 定期的にフィルターを掃除する
- 使用しない時期も月に1回は試運転させる
- 過度な温度設定にしない
- 設定温度を頻繁に切り替えない
- 室外機の周りに荷物を置かない
- 直射日光を避けて室外機を設置する
- 配管カバーを付ける
「使用しない時期も月に1回は試運転させる」については、私も蜂の巣事件を経験してから特にこの必要性を痛感しています。
まとめ
いかがでしたか?
エアコンを買い替えるとなると、お金がかかるだけでなく設置まで1週間待ちなんてこともあります。
いざエアコンが必要な時期に困らないために、以下のことを実践してみてください。
・最低保有期間を把握しておく
・買い替えのサインを見つけたらメーカーに問い合わせてみる
・使わない時期でも月に1回はエアコンを動かす
高い買い物だからこそ長く大切に使いたいエアコン。
この機会に「うちのエアコンは正しく使えているかな?」「買い替えのサインは出ていないかな?」と見直してみてはいかがでしょうか?