黄色くて小さい粒がぎっしり詰まったとうもろこし。
ときどき無性に食べたくなりますよね。
蒸して塩をかけたり、醤油を塗って網で焼いたり、すり潰してポタージュにしたり。
いろいろな食べ方が楽しめます。
夏祭りにとうもろこしの醤油焼きの香りを嗅ぐと「夏だなぁ」と感じます。
おいしくてついついペロッと1本食べちゃうとうもろこしですが、そのカロリーって高いんでしょうか?
また、体に嬉しい栄養や効能はあるのでしょうか?
オススメの食べ方と一緒にご紹介します。
目次
とうもろこしのカロリーは?
他の穀物に比べると低カロリー
とうもろこしのカロリーは生か茹でかで若干異なります。
生の場合は100gあたり92kcal、茹での場合は100gあたり99kcalで、茹でたものの方が少しカロリーが高いのです。
とはいえ、他の穀物に比べると低カロリーです。
とうもろこしは甘みが強いので、おやつ代わりにしてもいいですね。
糖質はご飯1杯の半分以下!?
また、水分以外の80%を糖質が占めているのもとうもろこしの特徴です。
「糖質が多いと太りやすいのでは?」と不安に思うかもしれませんが、例えばご飯1杯の糖質と比べるとその量は半分以下です。
中サイズのとうもろこしの可食部は約150gで、ご飯1杯分とほぼ同じ。
ご飯1杯で糖質55.2gに対し、とうもろこしの糖質は20.7gなんです。
とうもろこしの糖質は多糖類なので、他の単糖類や二糖類に比べ消化吸収が遅く、肥満を招くインスリンの急激な増加を抑えてくれます。
食べ過ぎに注意して適度にご飯やおやつ代わりに取り入れれば、ダイエット効果も見込めます。
とうもろこしの栄養と効能は?
糖質(炭水化物)の他にも
糖質(炭水化物)が主な成分であることはご紹介しましたが、それ以外にもさまざまな栄養が含まれています。
≪とうもろこしに含まれる栄養≫
- 炭水化物
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンE
- 鉄分
- 葉酸
- カリウム
- マグネシウム
- 食物繊維
夏バテ予防や便秘解消にも
主な成分である炭水化物の他に、ビタミンやミネラルも摂取でき、むくみの解消や夏バテ予防、妊娠中の栄養補給に効果があります。
また、とうもろこしに含まれている食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維です。
そのため水分を吸収して腸で数十倍に膨らみ、これにより便通を促進して腸内環境の改善や便秘解消にも役立ちます!
とうもろこしのオススメの食べ方!
ダイエットや便秘改善に役立つとうもろこしですが、より美味しく食べられるオススメの食べ方をご紹介します!
茹でとうもろこし
- とうもろこしの皮とヒゲを取り除く
- 鍋に水ととうもろこしを入れて強火にかける
- お湯が沸いたら弱火にして3分間茹でる
- 火を止めてから多めの塩を入れる。(水1ℓに対して塩大さじ2杯)
- 4分ほど、とうもろこしを浸しておく
- ザルにあげて水気を切って完成!
塩を多めに入れることでとうもろこしの甘みが引き立ち、おいしく食べられます。
焼きとうもろこし
- とうもろこしの皮とヒゲを取り除きグリルに入れる
- 両面焼きグリルの場合、強火で5分焼き、裏がえしてさらに5分焼く。 片面焼きグリルの場合、強火で12分焼き、途中3分ごとに90度ずつ回転させる。
- 醤油や焼肉のタレなどお好きなタレを塗り、様子を見ながら2分焼いて完成!
茹でずに生のまま焼くのがポイントです!
お好みによっていろんなタレで試してみてくださいね。
まとめ
夏から初秋にかけてスーパーに並ぶとうもろこし。
カロリーも低くて美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいそうですが、糖質が多く含まれているので、食べる時は1/2本までで我慢しましょう。
とうもろこしの栄養や効能を理解したうえで、おいしく適度に取り入れていきたいですね。