「辛いもの」と聞いたら真っ先に何を思い浮かべますか?
私は「唐辛子」です。
続いて「キムチ」「タバスコ」「わさび」「からし」「カレー」などなど…。
テレビで激辛料理を食べるコーナーを見ていると、こっちまで汗が噴き出しそうになります。
私はそこまで辛いものが得意ではないので、「絶対無理!」と思いつつ、ついつい観ちゃうんですよね。
そういった激辛料理を食べる番組を見ていると、必ず出てくるのが唐辛子。
大抵辛さレベルが選べるようになっているのですが、レベルが上がるにつれてどんどん唐辛子の量が増えていきます。
そんな唐辛子の一種にハラペーニョというものがあるのを知っていますか?
唐辛子の仲間と聞くだけで辛そうですよね。
日本ではまだそんなに馴染みのないハラペーニョについて、タバスコやハバネロとの辛さの違いやオススメの食べ方などをまとめてみました。
目次
ハラペーニョとは?辛さはあるの?
ハラペーニョとは唐辛子の品種の1つでメキシコを代表する食材です。
ハラペーニョは青唐辛子なので、スーパーなどで見かける時は大抵の場合見た目は緑色ですが、熟すと唐辛子同様赤くなります。
赤くなると辛さも増すそうですよ。
ちなみに緑色のタバスコを見かけたら、ハラペーニョのタバスコと思ってまず間違いありません。
ハラペーニョ・タバスコ・ハバネロの辛さの違いについて
スコビル値が高ければ辛い
唐辛子の一種であるハラペーニョですが、辛いものの代表であるタバスコとハバネロと比べてどのくらい辛いのでしょうか?
辛さの基準となるスコビル値(Scoville heat units/通称:SHU)で比べてみました。
ちなみにスコビル値とは、トウガラシに含まれるカプサイシンという辛味物質の割合を測定したものです。
スコビル値が高ければ高いほど辛いということになります。
ハラペーニョは2,500〜8,000SHUだが・・・
まずハラペーニョですが、ハラペーニョのスコビル値は2,500〜8,000SHUです。
これだけ見ると高いのか低いのか分からないですね。
続いてタバスコです。
タバスコはさまざまな種類が出ていて、それぞれ辛さが違うので一概には言えませんが、1番レストランなどでよく見かけるタバスコペッパーソースを基準としてみます。
タバスコペッパーソースのスコビル値は50,000SHUです。
なんとハラペーニョの6〜20倍!
これだけでハラペーニョってあんまり辛くないのかな?という感じがしますね。
最後にハバネロです。
ハバネロのスコビル値はさらに高く、なんと25万〜45万SHUです!
タバスコの5〜9倍!
ハラペーニョにいたっては桁が低すぎて比べるまでもないですね。
ハラペーニョを使ったオススメの料理は?
メキシカン料理「ピクルス」
タバスコやハバネロに比べてそこまで辛くないということが分かったハラペーニョ。
とはいえ唐辛子の一種ですから、食べると普通に辛いです。
そんなハラペーニョを使ったオススメの料理が、本場メキシコでよく食べられている「ピクルス」です。
ハラペーニョの見た目は、大きくなったししとうといった感じなんですが、輪切りにしてみるとししとうと違いかなり肉厚。
これがピクルスにすると歯ごたえがあっておいしいんです!
※ハラペーニョピクルスの作り方です。簡単なので参考にしてみて下さい♪
ピクルスを作る際の注意点
出来上がったピクルスはそのまま食べてもいいですし、パスタや炒め物に入れて使ってもアクセントになって美味しく食べられます。
ただ注意してほしいのが、自分でハラペーニョのピクルスを作る場合、必ずビニール手袋をして調理するようにしてください。
ハラペーニョは刺激があるので、素手で触ると手がヒリヒリする可能性があります。
まずは「ハラペーニョ味」から
最近では「ハラペーニョ味」のチップスやカップ焼きそばなど、徐々に見かけることが多くなりましたよね。
「本物を食べるのはちょっと怖い!」という人は、まずは「ハラペーニョ味」のものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
意外とその辛さにハマってしまうかもしれません。
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