日本の伝統まつり「川越祭り」が2019年も開催されます。
この川越祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統あるすばらしいお祭りなのです。
日本が誇る煌びやかな山車をこの目で見れるチャンスです。
また様々な体験イベントも開催されているようですね。
今回はそんな日本が誇るお祭り、川越祭りの2019年の日程や交通規制、雨天時の開催についてご紹介します。
目次
川越祭りとは?どんなお祭り?
川越氷川神社の例大祭
埼玉県川越市にある川越氷川神社の例大祭として、毎年10月の第3土曜日と日曜日に行われます。
正式名称は「川越氷川祭」と呼び、江戸の「天下祭」の様式と風流を現代に伝える貴重な祭礼として、370年間守り続けられています。
特徴はなんといっても江戸時代にタイムスリップしたような沢山の山車と街並み。
川越祭りでしか見られない風景は、まさに美しいの一言です。
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歴史ある山車たち
そんな川越祭りの山車は約8メートルの高さがあり、総台数は29台。
これらの山車は江戸時代からある歴史ある山車たちなんです。
この山車の中には歴史上の題材や能の演目から選ばれた人形が乗っています。
よく見比べてみると作られた年代によって人形の作りが違うので面白いですよ。
なかなか見る機会がないので是非じっくり見てみたいですね。
※2017年の本川越駅付近の様子です。屋台も出店していて盛り上がっていますね。
川越祭り2019年の日程や交通規制は?
2019年も例年通りの日程
【開催日】2019年10月19日(土)20日(日)
【会場】川越市中心街
【アクセス】
・JR川越線、東武東上線「川越駅」下車
・西武新宿線「本川越駅」下車
2019年も例年通り、10月の第3土曜日と日曜日に行われます。
交通規制は10時〜22時まで
お祭りが行われる19日(土)20日(日)の両日は、川越市中心街に交通規制が敷かれます。
交通規制が敷かれる時間は両日とも10時〜22時まで。
交通規制中は車両の通行を禁止しているため、自転車は押しての通行になります。
かなり混み合うことが予想されるので、なるべく公共交通機関を使って川越へ向かいましょう。
雨天時の開催はどうなる?
山車の運行を見合わせる場合も
楽しみにしている川越祭りですが、心配なのが雨ですよね。
雨天時の山車の運行は、多少の雨であれば開催されるようですが、各山車保有町内の判断により運行を見合わせる場合があります。
常に情報をチェックしておきましょう。
川越まつりナビで情報収集
山車の運行情報をチェックしたいがどうすれば・・・
こんな時に便利なのが「川越まつりナビ」というアプリです。
山車の現在位置、休憩所、トイレ、赤ちゃんの駅、施設までのルートなど、助かる情報が盛りだくさん!
当日のみ利用可能ですが、前もってダウンロードできるので、あらかじめアプリを取っておくと良いと思います。
川越祭り2019年の見どころは?
市役所前に山車が勢揃い
見どころは何と言っても山車!「昼」と「夜」の山車を両方見ていただきたいですね。
同じ山車でも全く違う顔がみられますよ。
ちなみに「昼」に山車を見る方へのオススメスポットが市役所前です。
20日(日)13:30~15:00頃
この時間の市役所前に山車が勢揃いします。
囃子を披露してくれるので一気に見れてしまいます。
一列に並んだ山車は迫力満点です!
夜は迫力満点の「曳っかわせ」
続いて「夜」の山車ですが、まさに「美しい」の一言です。
豪華絢爛という言葉がピッタリでしょうか。
その中でも「曳っかわせ」は見どころ満載です。
曳っかわせとは、山車が出会う時に正面を向き合って囃子の競演を始めること。
曳き方衆は激しく提灯を乱舞させて「お囃子合戦」なるものが行われるわけです。
各山車ごとに自分達のお囃子をもっており、それを互いに奏であいます。
山車の美しさと熱い曳っかわせで、全員が盛り上がりのピークを迎える時間になります。
※2017年川越祭りの曳っかわせの様子です。最高潮の盛り上がりで迫力満点です。
まとめ
いかかでしたか?
日本人で良かったと思えるような、美しく粋なお祭りですね。
昼の活気ある山車に夜の豪華絢爛の山車と、どちらも見ごたえ十分です。
人生で1度は行く価値がある、そんなお祭りの1つでしょう。
これぞ日本!と思えるお祭りに、皆さんも足を運んでみてはいかかですか?