女性の身体に良いとされ、最近注目が集まっている豆乳。
スーパーやコンビニでは、調整豆乳・無調整豆乳・豆乳飲料など、たくさんの種類が売られており、毎日手軽に色々な味が楽しめるようになりました。
しかしこれだけ種類がたくさんあると、同じ豆乳なのにそれぞれ何が違うのか気になる方も多いと思います。
「カロリーが高いのは?」「健康に良いのは?」「味が美味しいのは?」・・・
そんな疑問をお持ちのあなた!
美肌や理想の体系、そして健康のために、調製豆乳と無調整豆乳の違いを知って、賢く豆乳を選びましょう!
目次
調整豆乳と無調整豆乳、高カロリーなのはどっち?」
砂糖や香料を加えているが・・・
結論から言うと、「同じ」なんです。
砂糖や香料を加えて調整している分、調整豆乳の方が高カロリーだと思っていませんでしたか?
実は使用している砂糖や香料のカロリーは、1杯分にすると大した量ではありません。
メーカーにより多少の違いはあるにしろ、「調整豆乳」も「無調整豆乳」もカロリーはほぼ同じです。
栄養重視で飲むなら無調整豆乳
しかし、その栄養素はもちろん「無調整豆乳」の方が断然上回っています。
タンパク質やマグネシウム、鉄分、レシチン、サポニン、イソフラボンなどは、20~25%程含有量が多くなっています。
ただ、カルシウムや脂質に関しては、調整豆乳の方が多く含まれております。
結果的にどちらを飲んでもイソフラボンやサポニンといった豆乳の栄養素は摂取出来るので、飲みやすさや続けやすさから調整豆乳を選ぶ人が多いようです。
調整豆乳と無調整豆乳、味が美味しいのはどっち?
美味しく飲めるように「調整」
味だけで言うなら、断然「調整豆乳」です。
なぜなら美味しく飲めるように「調整」しているから。
「無調整豆乳」はいわば大豆そのままの味。
大豆は元々苦味や独特の後味があり、そのまま食べるより、煮たり炊いたりと加工や料理をして食べることの多い食材です。
そのため、煮た大豆を絞って出来た無調整豆乳は、独特の苦味や青臭さを苦手とする人が多く、栄養はあるけれど・・・と敬遠されがちでした。
そこで登場したのが、「調整豆乳」です。
独特の苦味やエグみを取り除き、砂糖などで味を整えてほんのり香りづけ。
飲みやすさを目指した調整豆乳は、無調整豆乳が苦手という人でも飲みやすくなっています。
さらに飲みやすい初心者向けの豆乳
そして最近では、さらに飲みやすい「豆乳飲料」が急激に広まっています。
豆乳飲料は、無調整豆乳や調整豆乳に比べ栄養成分は低くなりますが、果汁を加えたことで、いわゆるドリンクとして美味しく飲めるものになっています。
数十種類の味があるので、豆乳初心者でも手が出しやすく、非常に飲みやすいのが特徴。
まずは、飲みやすい「豆乳飲料」から、豆乳生活を始めてみては?
調整豆乳と無調整豆乳のその他の違いについて
調整豆乳と無調製豆乳。その他にどのような違いがあるのでしょうか?
簡単に違いをまとめてみました。
調整豆乳
- 無調整豆乳に砂糖や塩、香料などを加えたもの
- 大豆固形成分6%以上、大豆タンパク3.0%以上
- 無調整豆乳よりカルシウム含有量が多い
- 飲みやすい
- 白っぽい
無調整豆乳
- 絞ったそのもの、大豆と水のみ
- 大豆固形成分8%以上、大豆タンパク3.8%以上
- 栄養成分が多い(イソフラボンでは約20%ほど含有量が多い)
- 大豆特有の匂いと苦味が残る
- トロみがある
まとめ
調整豆乳と無調整豆乳の違いは分かりましたか?
最後に無調整豆乳に慣れたい人へ、簡単なコツをご紹介します。
それは無調整豆乳を料理に使ってしまうこと。
無調整豆乳を寒天やゼラチンで固めて冷蔵庫で冷やし、一口大にしてからはちみつやヨーグルトソースなどをかけてデザートに!
またバナナなどの果物とはちみつを一緒にしてスムージーにしたり!
冷たいものが苦手な方は、豆乳を温めてココアやコーヒーを加え、牛乳の代わりに飲むのもいいでしょう。
豆乳は温めても冷やしても栄養素がさほど変化しないのです。
毎日は無理でも天気や体調に合わせたり、週末の朝食に豆乳メニューを加えたり。
自分の目的に合った豆乳を賢く選んで、豆乳生活を始めていきましょう!