スーパーのみかん売り場には、季節によって様々な種類のみかんが並びますよね。
その中でも私は特に「甘夏」が大好きです。
ちょうど1月~3月に収穫される甘夏は、栄養豊富で食べ方もバリエーション豊かなので、これからの季節のデザートにピッタリですよ。
今回はそんな甘夏の栄養やカロリー、美味しい食べ方まで詳しくご紹介します。
目次
甘夏とは?どんな果物?
元は「夏みかん」!?
甘夏は「夏みかん」が元となる、ミカン科ミカン属ナツミカン類になります。
夏みかんの標準和名は「夏代々(ナツダイダイ)」と言われており、山口県を中心に各地で栽培されてきました。
そんな夏みかんの中から出た変異種が甘夏とも言われており、現在は甘夏に取って代わってきています。
甘夏は種類がいくつかありますが、ほとんどは「カワノナツダイダイ(川野夏橙)」のようです。
甘夏は夏みかんより色付きが早く、酸が抜けるのも早いので出荷が早いです。
皮に厚みがあるので剥いて食べる
甘夏は皮に厚みがあるので、包丁などで切れ目を入れて剥きます。
少し面倒ですが、食べるとすっきりとした甘さがたまりません!
夏みかんと比較すると小さいですが美味しいので大好きです。
個人的には横半分に切って、砂糖を薄っすらかけてスプーンですくって食べるのがおすすめですよ。
あとは便利グッズを使うのも楽です。
我が家では「ムッキーちゃん」というみかんの皮を楽に剥くグッズを使っています。
もし食後に子ども達とテーブルで食べる際、包丁を持つと怖いですよね。
便利グッズを使うと安全に楽しく食後のデザートをいただけますよ♪
甘夏の栄養や効能は?カロリーはどのくらい?
栄養豊富で様々な効能が!
◆ビタミンC、シネフィリン
やはり柑橘系なのでビタミンCを豊富に含んでいます。
シネフィリンも含まれていて、ビタミンCとともに風邪予防の効果に期待できます。
◆クエン酸
疲労回復に効果があり、血液を綺麗にする働きもあります。
またクエン酸の効果として、体内の酸性物質を減少させてくれますよ。
◆ペクチン
整腸作用があります。
便秘やお腹を壊している時に食べると改善が期待できます。
体の中からキレイになる効果がたくさんありますね。
さらに熱中症対策にも期待できるそうですよ。
カロリーは低いが・・・
気になるカロリーですが、100gあたり約40kcalになります。
低カロリーで栄養豊富なのでダイエットにも良さそうですが、腹持ちは良くありません。
甘夏でダイエットというよりは、デザートに美味しくいただくことをオススメします。
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甘夏の美味しい食べ方をご紹介!
ハチミツ漬けやジャム!
甘夏はそのまま食べてももちろん美味しいですが、今回は他の美味しい食べ方もご紹介しますね。
◆甘夏のハチミツ漬け
材料
- 甘夏:3~4個
- ハチミツ:100~120g(砂糖でもOK!)
我が家の定番です。
甘夏の皮を剥いて漬けるだけなのでとっても簡単ですよ!
瓶につけておいて冷蔵庫へ。
◆甘夏ジャム
材料
- 甘夏:2個
- 砂糖:200g
お鍋で焦げないように煮詰めていけば簡単に作れますよ。
その際、皮は薄くスライスしましょう。
白い部分は苦みがあるので、入れない方が食べやすいです。
果肉の皮は入れません。
※甘夏マーマレードの作り方です。こちらの映像では甘夏を8個使っていますね。
ちなみに無農薬が理想ですが、もしそうでなければ酢水に漬けると農薬が落とせます。
ジュースにも
◆甘夏ジュース
材料
- 甘夏:1個
- ハチミツ:小さじ2
- 砂糖:小さじ2
甘夏を絞ってハチミツと砂糖を加えて出来上がり。
お好みで調整してください。
どれも甘夏を生かして美味しく召し上がれます。
悪阻中の妊婦さんにも良さそうです。
まとめ
いかがでしたか?
栄養たっぷりな甘夏を自分流にアレンジして、飽きずに食べ続けたいですね。
個人的には砂糖をかけてスプーンで食べるのが1番おすすめですよ!
私にとって甘夏は、祖母と一緒に食べていた思い出の味です。
皮からキレイに果肉を取り、砂糖を少しだけかけて食べていた日々が懐かしいです。
皆さんも間もなく旬がやってくる甘夏をぜひ食べてみてください。
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