皆さん「ひよこ豆」を知っていますか?
とても可愛い名前なので聞いたことある方も多いはずです。
実はこの「ひよこ豆」は栄養価が高く、今注目のお豆なんです!
最近では缶詰や加工食品、そしてレストランでも増えてきて、手軽に「ひよこ豆」が食べられるようになりましたよ。
今回はダイエットや健康に良いと噂の「ひよこ豆」について、栄養、カロリー、糖質など詳しくご紹介します。
目次
ひよこ豆とは?どんなお豆?
ひよこのような形
ひよこ豆は鳥のくちばしのような突起があり、名前の通りひよこのような形をしているお豆です。
今まではあまり知られていませんでしたが、エスニック料理のブームによって徐々に広まりました。
英語名では、ひよこを意味する「チック」に丸い豆を指す「ピー」を合わせた「チックピー」と呼ばれています。
また、スペイン語の名称を英語読みした「ガルバンゾー」という呼び方も日本で定着してきていますよ。
ひよこ豆の種類は2種類あり、豆粒の大きさが10~13mm程度で表皮の色が肌色の大粒種と、7~10mm程度で濃褐色の小粒種に分けられます。
生産が盛んなのはインド
原産地はヒマラヤ西部を含む西南アジア地域とされており、日本の気候では栽培に適していないため輸入しています。
日本で流通しているものは大粒種がほとんどで、メキシコ・米国・カナダ等から輸入されています。
ちなみに、全世界の生産量のうち3分の2はインドが占めています。
インドのひよこ豆の多くは小粒種になります。
インドでは主に挽き割りにしてスープに利用したり、粉末にして揚げ物の衣などに利用されているようですよ。
※インドのチャナマサラ(ひよこ豆のカレー)です。食べてみたいですね♪
ひよこ豆の栄養や効果は?
主な栄養は?
ひよこ豆の主な栄養は以下の通りです。
- タンパク質
- ビタミンB
- ビタミンE
- イソフラボン
- ミネラル(カルシウム・マグネシウム・カリウム)
炭水化物が全体の約60%、タンパク質が全体の約20%を占めています。
その他にもビタミン類、ミネラルも含まれているため、健康食といっても良いですね。
これらの栄養素はお肉とも似ており、お豆でヘルシーに摂取できることを考えると、食べずにはいられないですよね。
主な効果とは?
1.むくみや冷えを改善
ひよこ豆に含まれるビタミンやミネラルは血行を良くします。
解毒作用の強いビタミンB1や、体内の塩分を調整してくれるカリウムが血流を良くしてくれます。
これらによって、むくみや冷えの改善が期待できますよ。
2.女性特有の悩みに
イソフラボンが入っているので想像がつきますね。
女性ホルモンに近いイソフラボンと、ミネラル(銅)のおかげで月経トラブルの緩和につながります。
最近では髪の毛にも良いと言われていますよ。
女性に嬉しい栄養や効果ばかりですね。
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ひよこ豆のカロリーや糖質は?ダイエットに良い?
大豆よりカロリーが低い
ひよこ豆は、含まれる栄養が大豆とほとんど同じですが、カロリーは大豆より低いです。
ひよこ豆に含まれる脂質は「多価不飽和脂肪酸」なので大豆よりヘルシーなんだとか。
また高たんぱく低脂肪はもちろん、ビタミン群が脂質や糖質を分解してくれます。
さらに腹持ちも良く、消化器やエネルギー代謝にミネラルと食物繊維が働くので、これらの効果がダイエットの手助けをしてくれますよ。
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糖質は大豆の5倍
ただ注意点もあります。
ヘルシーなひよこ豆ですが、実は糖質が高いのです。
100gあたり15g程と小豆より高いです。
大豆で比べるとなると、少なくとも5倍はありますよ。
糖質制限中の方は控えた方が良いですね。
栄養や効果が素晴らしいので率先して摂取したいですが、食べ過ぎには注意が必要です。
ひよこ豆に関わらずですが、バランス良く食べることが1番ですよ。
ひよこ豆を使ったおすすめの料理とは?
茹でてサラダに和える
ひよこ豆を食べるなら、シンプルに茹でてサラダに和えるのがおすすめですよ。
ひよこ豆本来の味や食感を味わえます。
最近ではレストランなどのサラダにも入っていますよね。
※ひよこ豆を使ったスパイシーサラダの作り方です。とっても美味しそう♪
「フムス」にして食べる
あとは「フムス」がおすすめです。
フムスは簡単に言うと、ひよこ豆のディップのことです。
クラッカーやタコス、野菜などにディップして食べてみてください。
とても簡単なので、ホームパーティーなどで出したら喜ばれますよ。
まとめ
ひよこ豆は小さく存在感はあまりありません。
ただ栄養やその効果を知ると、とっても食べてみたくなりますよね。
今は手軽に手に入るので食卓の出番は多くなりそうです。
ちなみにスープに入れても美味しいですよ♪
味が自己主張しないので、ぜひ色々な料理に使ってみてくださいね。